“俊輔・効果”を見越したマネジメントの一環か　赤の太字で記された注意書き

　早くもジュビロ磐田は見学者増加を見越した対策を打ったのかもしれない。12日にクラブ公式サイトで14日から20日のチームスケジュールを発表したが、そこには「見学者多数の場合」という但し書きでファンサービス中止もあり得ると記している。

　14日からチームがヤマハ大久保グラウンドで始動するなか、今オフ補強の目玉はなんと言っても横浜Ｆ・マリノスから完全移籍した“新10番”の元日本代表MF中村俊輔。当然、天才レフティーを一目見ようと見学者が増えることが予想され、クラブは混乱を避けるために先に注意書きをする形になったと見られる。

　昨年の同時期にクラブが発表したチームスケジュールの注意書きに「見学者多数の場合」の一文はない。これまで以上に練習場に多くのファン・サポーターが足を運ぶ可能性もあるだけに、“俊輔・効果”を見越したマネジメントの一環とも言えるだろう。

　クラブ公式サイトには、赤の太字で下記のように記してある。

「※見学者多数の場合、通常行っておりますサイン等のファンサービスを中止させていただく場合がございます。予めご了承の上、お越し下さい。尚、実施可否は当日グラウンドにてご案内いたします」