森保J、インドネシア戦の「予想スタメン&布陣」 守備陣“テコ入れ”…堂安&久保の2列目か【現地発】
引き分け以上で2位通過が決定
森保一監督率いる日本代表は1月24にアジアカップ・グループリーグ第3戦インドネシア戦で2位通過を懸けて対戦する。1勝1敗で迎える再スタートの一戦ではMF三笘薫の3試合連続ベンチ外が確実。三笘不在のなかで、森保ジャパンはどのような布陣で臨むのか、注目する。(取材・文=FOOTBALL ZONE編集部・小杉舞)
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グループリーグ最後の一戦。第2戦のイラク戦は1-2で敗れ、インドネシア戦は2位通過を懸けた戦いとなる。まず攻撃陣。イラク戦の前半では停滞してチャンスにつなげられる回数が少なかった。そのなかで1トップはここまで先発出場のない上田綺世に期待か。2列目は三笘が不在で左は中村敬斗が有力。1ゴールすればA代表デビューから7戦7発という1959年の二宮寛(7戦8発)以来、65年ぶりの歴史的偉業を達成する。
トップ下には久保建英、右サイドは堂安律の東京五輪代表コンビが見られるか。2人の相性は抜群で、創造力豊かな攻撃が見られるだろう。
ボランチは遠藤航、守田英正で強固な中盤を作り出したい。ここまで2試合では中盤が翻弄されていたこともあったが、森保ジャパンの心臓であるダブルボランチの“復活”に期待する。
立て直しが必要な最終ラインは多少の“テコ入れ”があるか。森保監督は「直近の試合からいくつかのポジションで代える」と明言。ディフェンスリーダーの冨安健洋は先発復帰するだろう。相方は板倉滉で、左サイドバックはフレッシュな中山雄太、右サイドバックは菅原由勢が悔しさを晴らしたい。ただ、菅原はすでにイエローカードを1枚もらっており、毎熊晟矢に出番が回ってくる可能性もある。
最後にGK。鈴木彩艶に経験を積ませたいところ。ここで完封していいイメージをつけてもらいたい。一発勝負の決勝トーナメントへ弾みをつけるためには、「日本の守護神ここにあり」とプレーで示すのが一番。とにかく勝って、次に進む。頂点への道をこじ開けるのは自分たちだ。