堂安律が“救世主”「僕が必要になってくる」 勝利に必要な原点を指摘「アジアをナメている」【現地発】
ドーハ市内で練習
日本代表MF堂安律が1月23日、アジアカップ・グループリーグ第3戦インドネシア戦(24日)に向けて取材に対応した。ドーハ市内で行われた練習では冒頭15分が公開され、MF三笘薫とGK野澤大志ブランドンを除いた24人で汗を流した。インドネシア戦は引き分け以上で2位通過が決定する。チームは苦境に立たされているが、堂安は“救世主”になることを誓った。
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「チームが悪いときにいわゆる活躍しにくい環境で誰が立ち上がって、活躍できればまさにチームを助けることだと思うんですけど、そういう選手でありたい」
ここまで2試合ではベンチスタート。インドネシア戦は先発出場の可能性が高まっていると見られる。
「もちろん(2戦先発を外れて)悔しさはもちろんありますし、自分が出たらできるという思いを持ちながら、見ていますけど、監督の決断。大会前までは全選手コンディション良かったなかで、いわゆるチームがいいという状態だった。それは変えづらいし、調子がいいのに変えられる選手は納得いかないと思うので、状況は理解していました。ただチームが悪くなったときに、僕が必要なってくるというのは、自分のメンタル的にも分かっている。自分がやってやろうと思っています」
そのなかで必要なのは試合の入りであったり、前半に対するマネジメント。失点をせずに0-0で折り返してもいいという意識で入ることが大事だという。
「立ち上がりや(前半を)0-0で終わるとかそういうところから始まってくると思う。そうなれば相手も出てこざるを得ないので、試合運びの中でゴールチャンスをうかがえる。勝つために最悪前半0-0でOKという形も持ってなくちゃいけないと思うし、それはワールドカップで僕ら学んだはずなのにアジア杯で、できなくなっている。それはアジアをナメているだけだと思うので、1点差で勝てれば勝ちなので、その感覚はもう1回持たなくちゃいけない」
割り切った気持ちをもちながらも攻撃のチャンスを生み出し、ゴールにつなげる。“原点回帰”した森保ジャパンがインドネシア戦で再スタートを切る。
(FOOTBALL ZONE編集部・小杉 舞 / Mai Kosugi)