“二冠王者”鹿島は大型補強のFC東京と、浦和は横浜FMと激突! 2月25・26日のJ1開幕カードが決定
開幕戦の対戦カードと各クラブのホーム開幕戦を発表
Jリーグは12日、2017シーズンのJ1リーグ開幕戦のカードを発表し、連覇を狙う鹿島アントラーズはホームにFC東京を迎え、昨季2位の浦和レッズは敵地に乗り込み主力流出に揺れる横浜F・マリノスと激突することが決まった。
3年ぶりに1シーズン制に戻る今季のJ1は、例年よりも早い2月25・26日に第1節を迎え、12月2日の最終節まで全34試合で争われる。
昨季年間勝ち点3位ながら、Jリーグチャンピオンシップ(CS)で見事な下剋上を果たし、通算8度目のリーグ優勝を果たした鹿島は、FC東京と開幕戦で顔を合わせる。FIFAクラブワールドカップでレアル・マドリードと激闘を演じて準優勝、さらに元日の天皇杯決勝で川崎フロンターレを破って二冠達成と、まさに充実の時を迎えている“常勝軍団”は、今オフもMFレオ・シルバ(←新潟)やFWペドロ・ジュニオール(←神戸)を補強しており、連覇に向けて死角はない。
一方のFC東京も、FW大久保嘉人(←川崎)、FW永井謙佑(←名古屋)、DF太田宏介(←フィテッセ)、GK林彰洋(←鳥栖)と日本代表経験のある実力者を多く獲得し戦力アップに成功。開幕戦最大の注目カードになることは間違いないだろう。
昨季ルヴァン杯でタイトルを獲得しながら、CS決勝で涙を呑んだ浦和は、2006年以来の覇権奪還に向けて新潟からFWラファエル・シルバを補強。攻撃陣を充実させて、敵地日産スタジアムに乗り込みミハイロ・ペトロヴィッチ体制6年目の開幕戦に挑む。迎え撃つホームの横浜FMは今オフ、中村俊輔(→磐田)、兵藤慎剛(→札幌)、小林祐三(→鳥栖)ら主力が大量流出。激震が続くチームにとって、今季を占う重要な一戦になりそうだ。
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