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韓国、アジア杯16強以降の対戦カードの行方に注目「日本よりサウジがいいとは言えない」
韓国は1月25日にマレーシアと対戦
韓国代表は1月25日、アジアカップのグループリーグ第3戦でマレーシアと対戦する。決勝トーナメント進出、グループEの順位が決まる重要な一戦となるが、韓国メディアはベスト16で実現する可能性がある日本戦は「問題ではない」と必要以上に意識しないことを勧めている。
韓国は初戦でバーレーンに3-1と勝利し、第2戦でヨルダンと2-2の引き分け。グループEは勝ち点4で韓国とヨルダンが並び、得失点差でヨルダンが1位、韓国が2位という状況だ。
韓国が1位通過の場合はグループDの2位と対戦することになり、日韓戦の可能性が浮上。また、韓国が2位通過の場合はグループFの1位と対戦するが、現時点では強豪サウジアラビアの可能性が高いとされている。
韓国のスポーツ・芸能専門サイト「スターニュース」は「韓国、64年ぶりの優勝挑戦へ日本戦が問題ではない」と見出しを打ち、「優勝挑戦にグループ順位が重要なのではない」と言及している。
「グループ1位を獲得できない状況に陥り、決勝トーナメントに進出したあとも計算が複雑になった。有利・不利を考えなければならない状況だ。韓国はヨルダンと勝ち点4(1勝1分)で並んでいるが、得失点差でリードされている。韓国は+2で、ヨルダンは+4だ。さらに、日本が1月19日にイラク戦で1-2と敗れ、グループ2位(勝ち点3/1勝1敗)になったことも関係している。イラクは2連勝し、勝ち点6を確保してグループ1位を確定した。 日本は24日、シン・テヨン監督率いるインドネシア(勝ち点3/1勝1敗)とグループリーグ最終戦で勝ち、イラクがベトナム(勝ち点0/2敗)に負けて2勝1敗の同率となっても、レギュレーションによってグループ1位になることはできない。日本がグループ2位になる可能性が高いのだ」
記事では、韓国、日本ともにグループリーグ1位で通過し、決勝戦で「熱い宿命のライバル戦を繰り広げる絵を描いていた」と言及。しかし、現状ではベスト16でいきなり日本と対戦する可能性が出てメディアも賑わっているが、「相手として、日本よりサウジアラビアのほうがいいとは言えない」とも触れている。
「韓国はバーレーンとヨルダン相手に苦戦した。ベスト8でイランを避けても、オーストラリアと対戦しなければならない。簡単な相手はいない。日本、イラン、サウジアラビア、オーストラリアはいずれも優勝候補だ。万が一、韓国がグループ3位でベスト16入りすれば、A組1位の開催国カタール(勝ち点9/3勝)やD組1位のイラクと対戦することもできる。いずれにしても厳しい中東の強豪だ。優勝の目標を達成するためには、結局はすべて乗り越えなければならない敵なのだ」
韓国としても、まずはマレーシア戦で勝利し、決勝トーナメント進出を確定させることが先決だろう。
(FOOTBALL ZONE編集部)