「不安が的中」 日本代表OB槙野氏、南野は「トップ下だと思う」とイラク戦敗因分析

槙野智章氏がイラク戦の敗因を分析【(C)AbemaTV,Inc.】
槙野智章氏がイラク戦の敗因を分析【(C)AbemaTV,Inc.】

イラク戦の敗戦で「チームが生まれ変わるだろう」とエール

 森保一監督率いる日本代表は1月24日、アジアカップのグループリーグ第3戦でインドネシアと対戦する。決勝トーナメント進出を懸けた重要な一戦となるなか、元日本代表DF槙野智章氏は「ABEMA」のスポーツ番組「ABEMAスポーツタイム」で、改めて第2戦でイラクに敗れた要因を分析している。

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 大会初戦でフィリップ・トルシエ監督率いるベトナムに苦戦しながらも4-2で勝利した日本だったが、続く第2戦でイラクに1-2で敗戦。グループ首位通過の可能性は消滅し、第3戦インドネシア戦で決勝トーナメント進出の切符獲得を狙う。

 40年ぶりのイラク戦黒星、代表戦の連勝記録も「10」で止まった一戦について、槙野氏は「この試合をきっかけにチームが生まれ変わるだろうから、ポジティブな敗戦だったと思う」とエールを送り、改めて今回の敗因について分析した。

「日本代表のコンディション面が少し心配。調子が右肩上がりにならず、初戦からスロースターターで調子が上がってこないところが問題だと思う。結果論かもしれないが、不安が的中した。左サイドに据えた南野拓実選手の特徴が生かせるポジションではなかった。カタールW杯で南野選手を左に置いた時に、上手く回らなかったので、この失敗体験が本人にとっては不安だったのかもしれない。今回は森保一監督の配置が、選手と見ている人たちの間でチグハグしてしまった」

 そのうえで、槙野氏は「南野選手の攻撃と守備のストロングな部分を出せるのは、トップ下だと思う」と提言。さらに後半でのメンバー交代について、「前半の問題点を解消しようとしたが、流れを盛り返していくパワーが足りなかったように思う」と推測していた。

 槙野氏と影山優佳さんが考えるインドネシア戦予想スタメンは以下のとおり。

GK:前川黛也
DF:中山雄太、冨安健洋、板倉滉、毎熊晟矢
MF:佐野海舟、遠藤航、中村敬斗、堂安律、伊東純也
FW:上田綺世

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AFCアジアカップカタール2023
グループリーグ第3戦
日本代表 vs インドネシア代表
日時:1月24日(水)20時30分キックオフ
ゲスト:小野伸二
解説:槙野智章
現地リポート:佐藤寿人
実況:野村明弘
配信:DAZNにて独占ライブ配信
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(FOOTBALL ZONE編集部)



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