左太もも負傷のサラー、状態は「深刻」 代理人が「21〜28日間の離脱になる」と明言
アフリカ・ネーションズカップのガーナ戦で負傷してリバプールへ戻ることに
イングランド1部リバプールのエジプト代表FWモハメド・サラーはアフリカ・ネーションズカップのグループリーグ第2戦ガーナ戦(2-2)で左太ももを負傷し、途中交代を余儀なくされた。負傷は「当初考えられていたよりも深刻」で、最大1か月の離脱となる可能性が浮上しているという。英衛星放送「スカイ・スポーツ」が報じた。
リバプールにとっても、エジプト代表にとっても痛恨の展開だ。サラーはプレミアリーグで現在リーグトップタイの14得点を決めている絶対的エース。アフリカ・ネーションズカップ参加による離脱という時点でチームへの影響は計り知れなかったが、そこに負傷というアクシデントが重なった。
当初の見込みでは、サラーの欠場は今後の2試合のみと予想されていたが、復帰にはさらに時間がかかることになりそうだ。サラーの代理人であるラミー・アッバス氏はX(旧ツイッター)で、「モハメドの負傷は当初考えられていたよりも深刻なもので、彼の欠場は2試合ではなく、21〜28日間の離脱になる」と明かしていた。
そうしたなかで、サラーはリバプールとエジプトサッカー協会の合意の下でリバプールに戻り、「集中的なリハビリプログラム」を受けることになったとクラブから発表されている。リバプールのメディカルスタッフの下でリハビリを行い、コンディションが戻ればエジプト代表に再合流する可能性もあるという。エジプトはグループ第3戦でカーボベルデと2-2で引き分けて16強進出が決定していた。
エジプトのタイトル獲得のためにはサラーの力は必要不可欠。31歳のストライカーは再びアフリカ王者決定戦のピッチに立つことができるのだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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