アジア杯、ベスト16“日韓戦”の実現性は? 韓国は「3ゴール必要」【現地発】
森保ジャパンはインドネシア戦引き分け以上でD組2位
日本代表は1月24日にアジアカップ・グループリーグ第3戦インドネシア戦に臨む。すでに首位通過は消滅し、引き分け以上で2位突破が決定。一方で、決勝トーナメント1回戦で対戦すると見られている“日韓戦”は実現するのか。条件を整理する。(取材・文=FOOTBALL ZONE編集部・小杉舞)
◇ ◇ ◇
苦しかったイラク戦から中4日で迎えるインドネシア戦。インドネシアはカタールへの出稼ぎ労働者が多く、再び“アウェー”が予想される。インドネシアのサッカー熱は高まってきており、帰化選手も活躍する。だが、インドネシアにはきっちりと勝って、決勝トーナメントにつなげたい。
日本は引き分け以上でD組2位が決定。決勝トーナメント1回戦で対戦するのはE組1位で、現時点ではヨルダンが首位につける。ライバル韓国はE組2位で、GL最終戦の結果次第では順位が入れ替わる可能性がある。
“日韓戦”が実現するには……。25日の第3戦は同時キックオフで韓国VSマレーシア、ヨルダンVSバーレーンが行われる。まず韓国は勝利が必要で、ヨルダンが引き分け以下なら1位通過が決まる。一方でヨルダンも勝利した場合は、現時点である得失点差2(次に得点数)を上回らなければならない。
例えば、ヨルダンが1-0で勝利した場合、韓国は3点差以上のゴールが必要。要するに同時キックオフでヨルダンの結果が分からないため、韓国は首位通過するために3ゴール以上を目指さなければならない。
マレーシアもそんなに簡単な相手ではない。さらに韓国は主力6人にイエローカードが提示されており、決勝トーナメントに備えて、累積にならないようメンバーを大幅に入れ替える可能性がある。
日本が突破することは絶対条件だが、実際にベスト16での日韓戦は実現するのだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部・小杉 舞 / Mai Kosugi)