ウクライナ代表FWが6分間でハット達成 海外注目…ラ・リーガで「おとぎ話のような快進撃」
FWアルテム・ドフビクが圧巻プレー
スペイン1部ジローナが現地時間1月21日、ラ・リーガ第21節でセビージャと対戦し、5-1で勝利した。この試合で、ウクライナ代表FWアルテム・ドフビクが約6分間でハットトリックを達成した。
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現在26歳のドフビクは2014年に母国ウクライナのFCチェルカースィ・ドニプロでプロデビューを果たすと、18年にはデンマークのミッティランへ移籍。ウクライナとデンマークを中心にキャリアを歩み、23年にジローナへ移籍した。
試合は前半10分にセビージャがFWアイザック・ロメロ・バーナルのゴールで先制するも、同13分、左サイドからのクロスにドフビクが打点の高いヘディングで合わせて同点ゴールを奪取した。
そして前半15分、ジローナが左サイドからカウンターを発動させると、MFサヴィオ・モレイラ、FWポルトゥとつなぎ、ドフビクが逆転ゴールをマーク。同19分にはDFヤン・コウトが右サイドのスペースに蹴り込んだロングボールをドフビクが前線でキープするとそのままドリブルでカットイン。左足でニアサイドを打ち抜き、わずか6分間でハットトリックを達成した。
その後、ジローナは後半に2点を加算し、5-1の快勝。前半早々に失点するもドフビクのハットトリックを皮切りに5ゴールを奪ってみせた。
そんななか、英紙「デイリー・メール」では、「おとぎ話のような快進撃が続く」と、ジローナの戦いぶりを評価し、「対戦相手をさらに悲惨な状況に追いやった」と伝えた。
また、データサイト「SofaScore」の公式X(旧ツイッター)では「今季、トップ5リーグで最もゴールに絡んだ5選手」と題して5選手をピックアップ。FWハリー・ケイン(バイエルン・ミュンヘン)、FWキリアン・ムバッペ(パリ・サンジェルマン)など、豪華な面々が顔を並べたなか、ドフビクも名を連ね、「エリート集団の仲間入りを果たした」と絶賛された。
ドフビクはセビージャ戦のハットトリックで今季リーグ戦14ゴール目に到達し、MFジュード・ベリンガム(レアル・マドリード)と並び、得点ランキングトップに立った。現在、首位に立つジローナのエースFWの活躍ぶりに注目だ。