- HOME
- 今日のピックアップ記事
- 大怪我離脱の同胞GKへ 主将ソン・フンミンの「品格ある行為」が反響「泣きました」
大怪我離脱の同胞GKへ 主将ソン・フンミンの「品格ある行為」が反響「泣きました」
右膝の前十字靭帯断裂の怪我で離脱したGKキム・スンギュのユニフォームを掲げた
韓国代表は1月20日、アジアカップ・グループリーグ第2節のヨルダン戦を2-2のドローで終えた。主将FWソン・フンミンは、怪我で離脱したGKキム・スンギュのユニフォームを掲げて注目を集めている。
先制点はエースの一撃だった。前半9分、ソン・フンミンが自身で獲得したPKを沈め韓国がリード。しかし同37分のDFパク・ヨンウのオウンゴールで相手に同点弾を許すと、同アディショナルタイムのFWヤサン・アルナイマトの得点でヨルダンに逆転を許した。
後半終盤までリードを許していた韓国だが、同アディショナルタイムにMFファン・インボムのシュートがヨルダン守備陣のオウンゴールを誘発。土壇場で2-2に追い付き勝ち点1を手にした。
決勝トーナメント進出への切符は最終戦へともつれる結果となった韓国。そんななか、キャプテンのソン・フンミンが先制後に見せた行為に反響が広がっている。ピッチで、水色の“背番号1”のユニフォームを掲げた。
韓国の守護神キム・スンギュ(アル・シャバブ)は、試合前の18日のトレーニングで負傷。翌19日に右膝の前十字靭帯断裂の大怪我が判明し代表チームを離脱した。ヨルダン戦ではGKチョ・ヒョヌがゴールマウスを守っている。
韓国紙「朝鮮日報」は「ソン・フンミン、負傷したチームメイトのための品格ある行為」とこのシーンを紹介。「ヨルダンのゴールネットを真っ先に切り裂いたソン・フンミンが、負傷のため途中離脱となったゴールキーパー、キム・スンギュのユニフォームを持ち上げた」と報じた。
SNS上でも「泣きました」「素晴らしい行為」といったコメントが寄せられている。キム・スンギュはJリーグの柏レイソルやヴィッセル神戸でのプレー経験も。キャプテンの愛ある行為に、各方面から賛辞が贈られていた。
page1 page2