天才バッジョが「凄まじい才能の持ち主」と絶賛 セリエAの未来を担う10番に指名したのは…

稀代のファンタジスタが現代の10番に言及 「トッティをまずは讃えたい」

 元イタリア代表の伝説の天才ロベルト・バッジョが、絶滅危機に瀕していたセリエAの「背番号10」の現状について言及し、後継者にユベントスの若きファンタジスタを指名した。イタリア衛星放送「スカイ・イタリア」が報じている。

 現役時代に「神聖なるポニーテール」の異名で愛された天才は、フィレンツェで行われたイベントに登場した。

 1994年アメリカ・ワールドカップでイタリア代表の10番を背負い、華麗なプレーとチームを救うゴールの数々でアズーリを決勝に導いたバッジョは、「背中に10番の入ったユニフォームを着た選手の多くが、良いプレーを見せている」と語った。

 最初に称賛したのはローマの英雄だった。「私はトッティをまずは讃えたい。彼の年齢であそこまで到達することは簡単ではない。そして、ローマにとって彼は依然として明確に違いを作る存在だ」と、不惑を超えたフランチェスコ・トッティの健在ぶりを語った。

 そしてバッジョは、サッカー界の未来を担う“10番”として、ユベントスの若きファンタジスタを指名した。

 

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