- HOME
- 今日のピックアップ記事
- 韓国ソン・フンミン、負傷離脱の同僚へ捧ぐゴールパフォーマンスに母国注目「主将の品格」
韓国ソン・フンミン、負傷離脱の同僚へ捧ぐゴールパフォーマンスに母国注目「主将の品格」
前半は1-2のビハインドで後半へ
韓国代表は1月20日、カタール・ドーハで行われているアジアカップのグループリーグ第2戦でヨルダン代表と対戦。前半を1-2のビハインドで折り返したなか、FWソン・フンミンの振る舞いを韓国メディアは取り上げている。
韓国は前半5分、スルーパスにソン・フンミンが抜け出しかかったところで相手との接触で転倒。当初はノーファウルの判定だったが、ビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)による時間をかけた検証の末、主審はオンフィールドレビューを実施。その結果、判定はPKとなった。
ソン・フンミンがボールを持ったまま、ペナルティーエリア内へ移動しようとすると会場は大きなブーイングが響いた。そのなかでソン・フンミンは、中央に”パネンカ”と呼ばれるふわりと浮かせたキックで決めて先制点を奪った。
韓国のスポーツ・芸能総合サイト「OSEN」は、「キャプテンの品格。ソン・フンミン…負傷したキム・スンギュに捧ぐ先制ゴール」と見出しを打ち、「ソン・フンミンは主将らしく、(GK)キム・スンギュの痛みを忘れなかった。同僚たちとセレブレーションを終えたあと、タッチライン際へ歩いて行き、キム・スンギュのユニホームを高く掲げた」と、1月18日の練習中に右膝の前十字靭帯を断裂して離脱したGKキム・スンギュに向けた行動だったと取り上げている。
韓国は前半37分にMFパク・ヨンウのオウンゴールで追い付かれると、同アディショナルタイムには勝ち越しを許し、1-2とビハインドでハーフタイムを迎えている。