GK前川黛也、鈴木彩艶への“批判集中”に反論「必要以上に言われ過ぎ」【現地発】
イラク戦で2失点の鈴木を思う仲間の言葉
日本代表はアジアカップ・グループリーグ第2戦イラク戦(1-2)から一夜明けた1月20日、ドーハ市内で練習を行った。前日イラク戦で先発した11人プラスDF冨安健洋が宿舎で調整。MF三笘薫含む残り14人とトレーニングパートナー5人がピッチで練習した。トレーニング後、取材対応したGK前川黛也がGK鈴木彩艶への“批判”に対して反論した。
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「なんて言うんですかね……。誰が言っているか分からないですけど、彩艶に対してのそういった(批判の)声というのは……。やっぱり全然ミスでもないですし、その前のところでの失い方とか、そこまで進入されたというところが問題でもあって。キーパーはキーパーで修正していかないといけないというのは失点するにあたって絶対しないといけないんですけど、必要以上にそこは言われすぎていると僕は思っている。
そうやって外野が言うのは簡単ですし。でも本当に僕自身も代表だったりとかそういう海外経験もない中で、アウェーの声援、プレッシャーの中でプレーするというところで、彩艶はすごくビルドアップであったりとか、リスクケアもすごく安定したし、やっぱり彩艶が救っているところっていうのもたくさんあって、それなのにあの1個で批判されるというのはプロである以上、仕方ないことだとは言え、ちょっとそこに集中しすぎなんじゃないかなと僕は思います」
イラク戦では前半5分、日本は右サイドを崩されると、中央へのクロスをGK鈴木彩艶がパンチングで弾く。この流れたボールをFWアイメン・フセインにヘディングで押し込まれて失点した。だが、この前に右サイドの軽すぎた守備が問題であり、最終ラインを含めて反省すべき点だ。だが、分かりやすい鈴木へ批判が集中。鈴木自身も試合後に反省していた。そのなかで、同じGKチームの前川の“反論”には魂が込められていた。