日本代表DFへマンUも興味か 英複数クラブが関心と現地報道「監督の描く青写真と一致」

日本代表の板倉滉【写真:徳原隆元】
日本代表の板倉滉【写真:徳原隆元】

板倉へマンUのほかトッテナム、リバプールからも関心

 ドイツ1部ボルシアMGに所属する日本代表DF板倉滉は、プレミアリーグのビッグクラブの関心を集めているようだ。元横浜F・マリノスのアンジェ・ポステコグルー監督が率いるトッテナム、日本代表MF遠藤航の所属するリバプールからの関心が報じられていたが、かつて元日本代表MF香川真司も所属したマンチェスター・ユナイテッドも、獲得レースに参戦すると英メディア「Football Transfer」が報じている。

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 現在、カタールで開催されているアジアカップに参戦している26歳の板倉は、2018年に川崎フロンターレからイングランド1部マンチェスター・シティへ移籍。その後、オランダ1部フローニンゲン、ドイツ2部シャルケへのレンタル移籍を経て、2022年にボルシアMGに完全移籍した。

 これまでトッテナムとリバプールからの関心が報じられていた板倉だが、今冬の移籍市場で最終ラインの補強を目指しているユナイテッドも「主要なターゲット」として、ライバルであるシティにかつて籍を置いたDFを見ているという。

 夏になれば板倉は1300万ポンド(約24億円)の契約解除条項が有効になるとされているが、プレミアリーグの巨人はライバルよりも先に補強したい考えだという。記事では「日本代表DFの万能性と熟練したプレーは、エリック・テン・ハフ監督の描く青写真と一致している。チームのビルドアッププレーに大きく貢献する能力を示しており、テン・ハフ監督がチームに望んでいることである」と、現在のユナイテッドが目指すスタイルに合ったDFだと評価している。

 また、板倉の補強には「将来が不透明になっているDFラファエル・ヴァランとの競争を促すことを目的としている。26歳のDFは国際舞台で活躍を続けており、現在はカタールで開催されているアジアカップで日本代表としてプレーしている。4-2で勝利したベトナム戦での突出した活躍により、ユナイテッドのリクルートチームの関心を引いた」と、獲得する理由やアジアカップでのパフォーマンスが評価されたことも併せて伝えている。

 ドイツでも高く評価されている板倉だが、遠藤に続きブンデスリーガからプレミアリーグに活躍の場を移すこととなるのだろうか。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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