ミーティング時の“居眠り”のようなカットに対し都倉が持論

　日本代表DF菅原由勢（AZアルクマール）は1月19日、アジアカップ・グループリーグ第2節イラク戦（1-2）でフル出場した。前線への積極的な攻撃参加は菅原の持ち味だが、この試合では十分な発揮に至らず。日本のムードメーカーの一面も持つ菅原へのある指摘に対し、現役Jリーガーが持論を展開している。

　森保一監督の下で、代表でも2023年より頭角を現し始めた右SB（サイドバック）は第1節のベトナム戦に続いて先発起用された。しかしチームは前半5分にあっさりと失点。同アディショナルタイム4分には、菅原のサイドをライン際ぎりぎりで突破され2失点目につながってしまった。

　終盤にMF遠藤航のヘディング弾で1点を返すにとどまった日本。この敗戦を受けて、一時話題に挙がったミーティングの菅原のワンシーンを引き合いに「気の緩みが気になる」と指摘する声も。日本サッカー協会（JFA）の公式YouTubeチャンネル「JFATV」の人気コンテンツ「Team Cam」内で、練習前のチームミーティングの際に菅原が寝ているようにも見えるワンカットが流れていた。

　日本のムードメーカーでもある菅原の一面に再度注目が集まったが、これに対しいわてグルージャ盛岡FW都倉賢が反応。「ここで寝てたら、かなりの大物！　今後の成長にめちゃくちゃ期待しちゃうのはおれだけかな!?」と持論を展開している。

「まぁ、もし寝るんだったら、そうだなぁ〜、このオーガナイズで言うと、インナーラップして細谷選手の裏とりながら、左奥のポケットを取りにいくのがベストポジションとかそうじゃないとか。それにしても昨日はポケット取れなかったね」

　都倉はイラク戦の課題も挙げつつ、菅原の今後のさらなる成長への期待感を表していた。