鎌田は「トルコ行きを望んでいるわけではない」 専門メディア言及「16億円で応じるだろう」

ラツィオの鎌田大地【写真:ロイター】
ラツィオの鎌田大地【写真:ロイター】

鎌田のトルコ移籍の噂の真相は?

 イタリア1部ラツィオに所属するMF鎌田大地は、冬の移籍市場でトルコ1部ガラタサライへ移籍するのではないかと報じられている。ラツィオ専門メディア「Lalaziosiamonoi」が移籍の詳細を報じている。

 カタールで開催されているアジアカップの日本代表メンバーから漏れた鎌田は、今シーズン、加入したラツィオで十分な出場機会を得られていない。そうした状況から、この冬の移籍市場で新天地を求めるのではないかと報じられている。その候補として挙がっているのが、トルコの名門ガラタサライだ。

 記事では「プレー時間の少ない鎌田は、サッリ監督の戦術に適応できていないで苦しんでいる。4-2-3-1を採用しているガラタサライに行けば、本来の攻撃的MFで起用されるはずだ」と、得意のポジションでの出場機会が増えることを指摘。しかし「鎌田はより競争力の高いリーグでのプレーを望んでおり、トルコ行きを望んでいるわけではない。だが、ガラタサライの監督は獲得を希望しており、ラツィオも1000万ユーロ(約16億円)で即座に応じるだろう」と、展望している。

 鎌田は夏にはフリーの選手になるため、ガラタサライは500万ユーロ(約8億円)から600万ユーロ(約9億7000万円)以上は費やすことは考えていない。一方、鎌田を説得させるためにラツィオで得ている以上の年俸、400万ユーロ(約6億5000万円)を準備するという。鎌田が移籍した場合、ラツィオは新たな中盤の選手獲得に動くようだ。

 イタリアで本領を発揮できているとはいいがたい鎌田だが、わずか半年でラツィオを離れることになるのだろうか。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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