日本の”衝撃敗戦”は「リバプールにとって有益かも」 英紙注目「アジア杯の野望は窮地」

アジア杯グループ2戦目でよもやの黒星【写真:ロイター】
アジア杯グループ2戦目でよもやの黒星【写真:ロイター】

日本はイラクに1-2で敗戦、3年ぶり代表ゴールの遠藤にも注目

 日本代表は現地時間1月19日、アジアカップのグループリーグ第2戦でイラク代表と対戦し、1-2で敗れた。MF遠藤航が後半アディショナルタイムに1点を返すも、格下を相手に番狂わせを許す格好となった。英紙は「ワタルはイラク戦の衝撃的な敗戦を喫した日本を救うことができず、アジアカップの野望は窮地に陥った」と指摘しつつ、「リバプールにとっては有益となるかもしれない」と伝えている。

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 14日の初戦ベトナム戦で4-2と勝利した日本は、初戦インドネシア戦を3-1で勝利したイラク戦に臨んだ。勝利したほうが決勝トーナメント進出決定となるなか、日本は開始早々から厳しい展開を強いられる。前半5分、日本の右サイドを突破されると、クロスをGK鈴木彩艶が弾いたものの、こぼれ球が相手FWアイメン・フセインへの絶妙なパスとなってしまい、ヘディングで叩き込まれて先制点を許した。

 さらに前半アディショナルタイム、カウンターで再び右サイドを崩され、クロスから再びフセインが強烈なヘディング弾を突き刺した。2点のビハインドを背負った日本は後半に攻撃的なカードを続々と投入して攻め込むもゴールが遠く、後半アディショナルタイムに遠藤がコーナーキックからようやく1点を返すも、時すでに遅し。試合は1-2で終了した。

 今大会で初の番狂わせとなったなか、英紙「デイリー・ミラー」は「ワタル・エンドウは日本での3年間の干ばつに終止符を打ったが、アジアカップで恥ずかしい敗戦を喫した」と見出しを打ち、代表で3年ぶりのゴールを決めた遠藤を取り上げたが、「ワタルはイラク戦の衝撃的な完敗を喫した日本を救うことができず、アジア杯の野望は窮地に陥った」と指摘している。

 一方、「日本が早期に敗退することはリバプールにとって有益となるかもしれない」と、チームを離脱するまで好パフォーマンスで主力の座に定着していた遠藤が早期敗退することにより、所属チームのリバプールは恩恵を受ける可能性を綴っている。なお、日本はグループ最終節でインドネシアとの対戦を控えており、勝てば決勝トーナメント進出が決まる。

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AFCアジアカップカタール2023
グループリーグ第3戦
日本代表 vs インドネシア代表
日時:1月24日(金)20時30分キックオフ
ゲスト:小野伸二
解説:槙野智章
現地リポート:佐藤寿人
実況:野村明弘
配信:DAZNにて独占ライブ配信
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