“モウ・ユナイテッド”で不遇のフランス代表MF エバートンに31億円で完全移籍へ

今季出場機会を失っていたシュナイデルラン、移籍合意と英メディア報じる

 マンチェスター・ユナイテッドのフランス代表MFモルガン・シュナイデルランが、エバートンへの完全移籍で合意に達した。ルイス・ファン・ハール政権時代に加入した27歳のセンターハーフは、ジョゼ・モウリーニョ監督の下では出番に恵まれなかった。英衛星放送「スカイ・スポーツ」によれば、移籍金は2200万ポンド(約31億円)で、成果報酬を含めれば最大2400万ポンド(約34億円)に達するという。

 シュナイデルランは2015年までサウサンプトンでプレー。ケニア代表MFビクター・ワニヤマ(現トットナム)との中盤センターコンビは、プレミア随一との評価を受けていた。その後に加入したユナイテッドでは公式戦47試合に出場したが、そのほとんどがファン・ハール前監督の下で、モウリーニョ監督が就任した今季は8試合しかピッチに立っていなかった。

 チェルシーとの熾烈な争奪戦を制し、獲得時の移籍金は2500万ポンド(約35億円)と高額だった。しかし、定位置を確保するには至らずに移籍を決意。プレミアリーグでの実績はすでに十分なだけに、エバートンで完全復活を目指す。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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