日本はイラク戦で2点のビハインド

　日本代表は現地時間1月19日、アジアカップのグループリーグ第2戦でイラク代表と対戦。イラクを相手に前半だけで2点を許す展開となったなか、現地メディアは「メソポタミアのライオンが日本の“コンピューター”を凌駕した」と取り上げている。

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　14日の初戦ベトナム戦で4-2と勝利した日本は、初戦インドネシア戦を3-1で勝利したイラク戦に臨んだなか、開始早々から思わぬ展開を迎える。前半5分、日本の右サイドを突破されると、クロスをGK鈴木彩艶が弾いたものの、こぼれ球が相手FWアイメン・フセインへの絶妙なパスとなってしまい、ヘディングで叩き込まれて先制点を許した。

　さらに同アディショナルタイム、カウンターで再び右サイドを崩され、クロスから再びフセインが強烈なヘディング弾を突き刺した。日本は2点のビハインドを背負って前半を折り返すことになった。

　海外メディア「Aljazeera」は「メソポタミアのライオンが日本の“コンピューター”を凌駕した」と取り上げ、強烈な2発のヘディング弾でサプライズを起こしていることを強調。さらに「日本の攻撃に対するイラクの強固な守備」「依然として軍配はイラクに上がっている」と、日本の猛攻に的確に対応している守備も称えていた。

　この試合に勝利したチームが決勝トーナメント進出を決めるが、グループ首位突破に向け、早くも黄色信号が灯っている。