中国選手へ「カンフーキック」 アジア杯、顔面直撃もカードなし判定に海外驚き「悪夢」

レバノン対中国で起きた”足裏キック”に反響【写真:ロイター】
レバノン対中国で起きた”足裏キック”に反響【写真:ロイター】

レバノンDFハミスのキックが中国選手の顔面に直撃

 アジアカップで起こったレバノン代表選手の“顔面キック”の反響がさらに広がっている。グループリーグ第2節レバノン対中国戦(0-0)で起こった危険プレーを海外メディアも「カンフーキックを見舞った」と驚きをもって報じた。

 問題のシーンは前半14分、レバノン陣内へ放り込まれたフィードをきっかけにルーズボールに反応したDFハリル・ハミスがクリアを試みるも、足裏が中国MFダイ・ワイツンの顔面に直撃。ビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)介入で反則チェックが行われたが、ハミスにはノーカードで試合再開となった。

 中国メディア「網易」によれば、被害を受けたダイ・ワイツン「試合中、少し痛くて痺れを感じたけど、あまり考えず試合に集中していた」と語ったとされる。一方、米メディア「ClutchPoints」もこのシーンを取り上げ「レバノン代表DFが中国選手の顔面に悪夢のキック」と注目した。

「アジアカップで、レバノンのベテランDFハリル・カミスが、中国代表MFダイ・ワイツンにカンフーキックを見舞った。このハイキックの激しさに、中国の選手たちは即座に抗議し、カミスに対する迅速な処分を求めた。しかし、主審はレッドカードを出さず、VARチェックでもカミスは有罪と判定されず、判定をめぐる驚きはさらに大きくなった」

 カードの処分が提示されなかったことで、さらなる反響を呼んでいる今回の事象。海外でもVAR介入したのちのこの判定には疑問を呈していたようだ。

page1 page2

今、あなたにオススメ

トレンド

ランキング