日本は「アジアで最高のチーム」 イラク監督は“苦戦”を覚悟、メンバー変更は「するかも」
ヘスス・カサス監督は「完璧な試合」は必要と展望
日本代表は1月19日、アジアカップのグループリーグ第2戦でイラク代表と対戦する。18日には公式前日会見が行われ、イラクの指揮を執るスペイン人のヘスス・カサス監督が取材に応じた。
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グループリーグ初戦のインドネシア戦に3-1で勝利したイラクは、日本戦で勝ち点を得られれば、決勝トーナメント進出に大きく近づく。かつてスペイン1部FCバルセロナでルイス・エンリケ監督とともに仕事をしていたことでも知られるカサス監督は、「明日の試合は素晴らしい試合になるだろう」と切り出した。
日本について、「私たちが対戦するのは、アジアで最高のチームだからだ。素晴らしい監督がいて、多くの選手がブンデスリーガ、プレミアリーグ、フランス、スペインなど、世界で最も重要なリーグでプレーしている。ここカタールで行われた前回のW杯でも素晴らしかった」と言及。「私たちも勝ちたいが、そのためには完璧な試合をしなければいけない」と、非常に難しい試合になる可能性について言及した。
初戦のインドネシア戦からの選手を入れ替える可能性について問われたカサス監督は、「もしかしたら、変更するかもしれない」と言い、「私は選手全員に満足しているし、プレーするかどうかについては、彼らは全員が同じだけの可能性を持っている。すべての試合が異なるものであり、この試合はすべての選手の力が必要になる。なぜなら、私たちは3日前に試合をしたばかりだからだ。日本戦はとてもフィジカルコンディションが重要になる。変更を入れるかもしれないし、スタイルも変えるかもしれないが、今はまだ分からない」と、選手起用について具体的には明かさなかった。
今回のアジアカップでFIFAランキング最上位の17位の日本と対戦することになるが、カサス監督は「サッカーは簡単ではない。私たちは長い準備期間があったが、インドネシアや日本といったほかのチームもしっかり準備している。だが、私たちは常に成長できる。すべての練習、試合、ミーティング、すべての瞬間で成長をしようとしている。完璧な試合をすることは不可能だと思うし、サッカーはすべての選手がミスをする。でも、そのミスから改善しようとしている」と、チームが前進していることを強調した。