イラク監督、エース離脱は「彼は家に帰らないといけないと言った」 追求には牽制「答えない」

イラクのヘスス・カサス監督【写真:2024 Asian Football Confederation (AFC)】
イラクのヘスス・カサス監督【写真:2024 Asian Football Confederation (AFC)】

カサス監督は説得を試みるもダニーロには届かず

 イラク代表は1月19日、アジアカップのグループリーグ第2戦で日本代表と対戦する。イラクに帰化したFWダニーロ・アル・サイードが突然離脱する事態となり、母国も困惑気味に報じられていたが、ヘスス・カサス監督が18日の前日会見で理由を明かしたうえで、それ以上は「何も答えない」とした。

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 イラクはグループリーグ初戦でインドネシアに3-1で勝利したが、その後、スウェーデン出身で、昨年10月にイラク代表でのプレーを決断したアル・サイードの突然の離脱を母国メディアが報道。すでに開催地カタールも離れていると伝えられていた。

 得点力を備えた帰化アタッカーの離脱に関してカサス監督は18日、「彼は私に『個人的に問題がある。家に帰らないといけない』と言った」と説明。そのうえで、「説得しようとしたが、彼の考えは変わらなかった」という。

「それだけのことだ。私もダニーロがなるべく早く帰らないといけないと思った。しかし、イラクの人々、メディアはこのことを大きな問題にしたがっている。だが、彼は静かな環境を求めていた。これ以上、このことについては何も話せない。聞いてもいいが、私は何も答えない」

 カサス監督はダニーロに関する質問にはそれ以上応えないと断っていた。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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