新潟の最古参GK黒河が17年のプロ生活に幕 「素直に自分の気持ちに従う決断をした」
2017シーズンから新潟アカデミーコーチに就任 指導者として新たな一歩を踏み出す
アルビレックス新潟は10日、35歳のGK黒河貴矢が2016シーズンをもって現役を引退すると発表した。
黒河は市立船橋高から2000年に清水エスパルスに加入。東京ヴェルディ1969、ジェフユナイテッド千葉、JAPANサッカーカレッジを経て、2008年から9年間新潟に在籍。最後のシーズンとなった昨季はチーム最古参となっていた。
黒河は引退の理由として「足の状態と今年自分がサッカー選手を続けているところを想像した時より、現役を退いて新たなスタートを切ることを想像した方がワクワクするような感情が湧き、素直に自分の気持ちに従う決断をしました」と説明している。
「自分がプロの世界に入って、思い描いていたような活躍、成績は残せませんでした」と悔しさを滲ませながらも、「素晴らしい17年間をたくさんの人達のおかげで過ごすことができました」と感謝の言葉を残している。
黒河は2017シーズンから新潟アカデミーコーチに就任することが決定しており、指導者として新たな一歩を踏み出す。
なお黒河貴矢のコメント全文は以下のとおり(原文まま)。
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