タジキスタンMFの今アジア杯初レッドに脚光 相手の顎直撃足裏キックは「もはや格闘技」

今大会初のレッドカードが提示された。【写真:ロイター】
今大会初のレッドカードが提示された。【写真:ロイター】

カタールは2連勝でベスト16進出

 アジアカップ・グループリーグA組のタジキスタン代表対カタール代表の一戦が1月17日、カタールのアル・バイト・スタジアムで行わた。1-0でカタール代表が勝利した一戦で、今大会初のレッドカードが提示された。

 試合は前半17分、FWアルモエズ・アリのスルーパスにFWアクラム・アフィーフが反応し、右足でゴールを決めてカタールが先制に成功。結局、アフィーフのゴールが決勝点となり、カタールが2連勝でベスト16一番乗りを決めた。

 そして、試合の分岐点となったのが後半22分だった。MFアマドニ・カモロフが自陣でボールをドリブルで持ち運ぶと、カタールのDFモハメド・ワエドとFWヌリッディン・ハムロクロフが2人がかりで対応した。

 最終的にワエドがカモロフをファウルで止めたが、ワエドから少し遅れたハムロクロフも接触して転倒。その最中でカモロフの足裏がハムロクロフの顎に直撃し、ハムロクドフはピッチに倒れ込んだ。

 この試合を裁いた木村博之主審は当初イエローカードを提示したものの、ビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)の介入により、オン・フィールド・レビューを実施。その結果、イエローカードからレッドカードに変更となった。

 米スポーツ専門局「ESPN」では、「乱暴な行為で退場となり、今大会初のレッドカードを受けた」とカモロフの退場を伝えた。

 SNSでは退場シーンについて、「スパイク裏で顎キックはヤバすぎ…」「激しい」「もはや格闘技」「一発レッドが勿体なさすぎた」「愚行による退場」など、反響の声が上がっていた。

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