「優勝候補の日本にも明らかな弱点があった」 アジア杯初戦の2失点に韓国言及「経験不足」
前半にセットプレーで2失点
森保一監督の率いる日本代表は、1月14日のアジアカップのグループリーグ初戦でベトナム相手に4-2で勝利した。前半に苦しめられたセットプレーでの2失点を引き合いに出し、海外メディアも「明らかな弱点があった」といった見解を示している。
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前半11分にMF南野拓実のゴールで先制した日本だが、その後ベトナムに与えたセットプレーから2失点。デザインされた攻撃に対応が遅れ一時逆転を許してしまう。それでも同45分に再び南野、同アディショナルタイムにはMF中村敬斗が決めて逆転に成功。後半にも1点を加えた日本が初戦白星を飾っている。
そんななか、韓国メディア「デイリアン」は「日本代表GKの弱点が浮き彫りに」と、失点場面について意見を展開。「鈴木彩艶はあまりにも不安だった。1-0でリードしていた前半16分、コーナーキックで位置取りに失敗し、ヘディングで同点ゴールを許した。前半33分には、ボール処理のミスから逆転ゴールを決められた」と、先発を飾ったGK鈴木彩艶の名前を出しつつ「優勝候補筆頭の日本代表にも、明らかな弱点があった」と報じている。
また記事では「ガーナ人の父と日本人の母の間に生まれた2002年生まれの鈴木(身長190センチ)は、昨夏マンチェスター・ユナイテッドからラブコールを受けたとも報じられた。しかし、鈴木はプレー時間を確保するためにベルギーリーグを選んだ」と経歴にも触れた。
「次世代の第一線GKとして日本代表が育てるには有望な選手に違いないが、Aマッチでの出場経験(4試合)はまだ少ない」
韓国メディアでも課題を指摘し、日本の戦力に探りを入れている。19日にはイラクとの第2戦を控えるなか、森保監督は誰を先発に抜擢するだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)