森保ジャパン、難敵イラク戦の「注目選手3選」 期待値“最高FW”がいよいよ登場か【現地発】
第2戦は首位決戦
森保一監督率いる日本代表は1月19日にアジアカップ・グループリーグ第2戦イラク戦を迎える。14日のベトナム戦は苦戦しつつも4-2で勝利。同組では一番の難敵と言える首位決戦・イラクとの対戦において注目選手3人に注目する。(取材・文=FOOTBALL ZONE編集部・小杉舞)
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■浅野拓磨(FW/ボーフム)
今大会、FW陣で最も期待度が高いと言える。ブンデスリーガでも状態が上がりつつある今、“困った時の浅野”頼みになるかもしれない。特にドーハは浅野にとって相性がいい地。2016年リオ五輪最終予選の決勝・韓国戦では2ゴールで優勝に導く活躍を見せた。2022年カタール・ワールドカップ(W杯)ドイツ戦のゴールは記憶に新しい。決定的な仕事をしてくれる浅野への信頼度は森保監督からも感じられる。イラク戦でも武器のスピード、豊富な運動量で得点、アシストを量産してもらいたい。
■鈴木彩艶(GK/シント=トロイデン)
ベトナム戦で先発も悔しい2失点。鈴木のせいだけではないが、大きな公式大会の初戦としてはほろ苦い一戦となった。セットプレーからの2失点は反省点もある。これを反省して次につなげれば、鈴木も守護神としての風格が出てくるはず。イラク戦も連続で起用されると見られる。だからこそ、“リベンジ”を果たしてもらいたいものだ。
■毎熊晟矢(DF/セレッソ大阪)
ベトナム戦では途中出場。本人は「緊張していた」というが、全くそれを感じさせない飄々としたプレーを見せた。右サイドバックには菅原由勢もいるが、ベトナム戦でのコンディションはイマイチに見えた。スピードあるイラク相手に毎熊起用の可能性はある。毎熊も「できるだけ距離は詰めたいですけど、詰めすぎても背後をやられるので、そこは自分の間合いを持ちながらやる。日本代表でもスピードある選手はたくさんいますし、推進力ある選手がたくさんいるので、そういう選手とずっとやっている。それを本番でもそのまま出せればと思います」と、気合十分。サイドの攻防が勝利のカギを握るだけに、MF伊東純也やMF久保建英、MF堂安律ら2列目との連係でゴールをこじ開けてもらいたい。