アーセナルの中盤補強は久保同僚が適任? 移籍専門家がお墨付き「ファンタスティック」
ロマーノ氏はソシエダのスビメンディに注目
イングランド1部アーセナルは昨夏に退団したスイス代表MFグラニト・ジャカ(レバークーゼン)の穴を埋めるタレントの必要性が叫ばれている。移籍マーケットの専門家として知られるファブリツィオ・ロマーノ氏は複数の候補が浮上するなかで、スペイン1部レアル・ソシエダでプレーするMFを理想的なターゲットと見定めているという。英メディア「Caughtoffside」が報じた。
アーセナルは昨夏の移籍市場でイングランド代表MFデクラン・ライス、ドイツ代表MFカイ・ハフェルツと中盤にビッグネームを獲得。ライスはアンカーとして絶大な存在感を放つ一方、主にインサイドハーフとして起用されているハフェルツは適応に時間を要し、昨季までチームの主力だったジャカとの比較で物足りなさは拭えない。
そうした事情もあり、アーセナルはさらなるMFの補強に関して噂が絶えない。イングランド1部アストン・ビラのブラジル代表MFドウグラス・ルイスや同1部エバートンのベルギー代表MFアマドゥ・オナナといった選手への関心が取り沙汰されるなか、ロマーノ氏は別の選手こそがアーセナルにとって理想的な補強になると考えているという。
「アーセナルに関しては非常に多くの選手に関する話がある。ドウグラス・ルイス、アマドゥ・オナナ、マルティン・スビメンディといったビッグネームがガナーズとの関係が噂されている。いずれもこの1月に取引が成立するのは難しそうだが、夏になれば状況は変わるかもしれない。
どの選手がミケル・アルテタのチームにとってベストか? オナナもドウグラスもプレミアリーグをすでに知っているというアドバンテージがあるが、個人的にはスビメンディこそが素晴らしい補強になると思う。スビメンディはファンタスティックな選手で、彼のビジョン、クオリティー、ボールを持っている時のインテリジェンスがチームを助けるだろう。彼は完璧なMFだ」
ロマーノ氏は日本代表MF久保建英も所属するスペイン1部レアル・ソシエダでプレーするスビメンディの能力の高さを称賛し、ミケル・アルテタ監督率いるアーセナルにマッチする選手だと感じているようだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)