韓国代表OBが日韓を比較 「日本が韓国より一枚上手だ」と言及も母国アジア杯優勝に期待

元韓国代表選手が韓日両国を比較【写真:ロイター】
元韓国代表選手が韓日両国を比較【写真:ロイター】

欧州も知るイ・ドングッ氏が自身のYouTubeチャンネルで分析

 カタールで開催されているアジアカップにおいて、日本代表と韓国代表は優勝候補に挙げられている。ともに大会初戦を白星で飾ったなか、元韓国代表FWイ・ドングッ氏が日韓の比較を行っている。

 森保一監督率いる日本代表は、1月14日のグループリーグ初戦でベトナムと対戦。MF三笘薫やDF冨安健洋がベンチ外となったなか、MF南野拓実が2ゴール、さらにはMF中村敬斗とFW上田綺世が得点を挙げ、苦戦しながらも4-2で勝利した。

 一方の韓国も1月15日、グループリーグ初戦でバーレーンと対戦。先制したあとに一度は同点に追い付かれたが、MFイ・ガンインが2ゴールの活躍を見せて3-1で白星発進となった。

 韓国1部浦項スティーラースのほか、ドイツのブレーメンやイングランドのミドルズブラでもプレーし、韓国代表として通算105試合出場で33得点を記録した元韓国代表FWイ・ドングッ氏は、自身のYouTubeチャンネルでアジアカップの優勝展望を行った。

 64年ぶりのアジアカップ優勝に挑戦する韓国。長きにわたってタイトルに手が届かなかった理由に、ワールドカップ(W杯)後の監督交代が問題ではないかという指摘に対し、イ・ドングッ氏は「ほかの国も同じだと思う。監督が代わったからといって、今いる選手たちが急に変わるわけではない。そのせいだと言ってはいけない」と釘を刺した。

 また、アジアカップの予想は難しいと語ったイ・ドングッ氏は「日本の水準はアジアでトップクラスにあるのは間違いない。韓国はその域までは達していないのではないか。つまり、日本が韓国より一枚上手だということだ」と日韓を比較。そのうえで、母国代表に関しても、「今、韓国はある意味で歴代最強の戦力を誇り、我々が果たせなかったアジアカップの優勝カップを持って帰ってこれる時期ではないか」と期待を寄せていた。

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