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今季、途中出場の多いレアルのハメス 実は…チーム内“アシストキング”の活躍ぶり
第17節のグラナダ戦でも途中出場、正確無比のキックでカゼミーロのゴールおぜん立て
レアル・マドリードに残留を決断したコロンビア代表MFハメス・ロドリゲスは、5-0で快勝した7日のリーガ・エスパニョーラ第17節グラナダ戦でも途中出場となったが、実はチーム内の“アシストキング”なのだという。クラブ公式サイトが伝えている。
ハメスはグラナダ戦で4-0と試合の趨勢がほぼ決まっていた後半キックオフ時からピッチに送り出された。そのなかで同13分、右サイドで得た直接FKのキッカーを務めると、正確無比なクロスでカゼミーロのゴールをおぜん立てした。
このラストパスは、ハメスの今季9つ目となるアシストとなった。その内訳はリーガで3アシストを筆頭に、UEFAチャンピオンズリーグでスポルティング・リスボン戦とドルトムント戦の2アシスト、スペイン国王杯でデポルティーバ・レオネッサとの第1戦のアシスト、そしてFIFAクラブワールドカップでは準決勝クラブ・アメリカ戦でFWクリスティアーノ・ロナウドのゴールをアシストしている。
レアルが今季戦った4大会でそれぞれアシストをマークしたハメスは、レギュラーとして起用されているMFトニ・クロースの8アシストを上回っている。とはいえジネディーヌ・ジダン監督は、グラナダ戦のようにリードを奪った状況でハメスを起用するケースが多い。
FWギャレス・ベイルの負傷離脱によりチームは4-4-2システムを採用し、クロース、クロアチア代表MFルカ・モドリッチに次ぐ“3人目の司令塔”として先発起用されているのはスペイン代表MFイスコのケースが多い。結果的にアシスト数という数字は残っているものの、残留を明言したハメスにとって悩ましい境遇は今後も続くのだろうか。
【了】
フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images