日本はアジアカップ初戦でベトナムと対戦

　日本代表は現地時間1月14日、アジアカップの初戦でベトナム代表と対戦し、4-2で勝利を収めた。伏兵ベトナムを相手によもやの苦戦を強いられた日本だが、前半45分にMF遠藤航のスルーパスからMF南野拓実が同点弾を決めた場面に、「リバプールの過去と現在」と海外メディアが注目している。

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　2011年大会以来の優勝を目指す日本は、前半11分にファーサイドへ蹴り込んだコーナーキック（CK）から、ルーズボールを拾ったDF菅原由勢がシュートを放つと、そのこぼれ球を南野が押し込んで幸先良く先制する。しかし、同16分にCK、同33分にフリーキックから連続失点を喫し、逆転を許す展開に。それでも同45分、ペナルティーエリア手前から遠藤が縦にスルーパスを供給すると、抜け出した南野が冷静にゴール右へと流し込んだ。

　落ち着きを取り戻した日本は、前半アディショナルタイムにMF中村敬斗、後半40分に途中出場のFW上田綺世が追加点を奪い、4-2で勝利した。そんななか、海外では遠藤と南野から生まれた2得点目に注目が集まっている。リバプール専門メディア「Watch LFC」は公式Xで「NIPPOOONNNNN！ベトナム戦で遠藤が南野の同点弾を演出した」と取り上げると、同「Anything Liverpool」は「遠藤のアシスト、南野のゴール」と綴り、ユルゲン・クロップ監督が頷く画像を投稿している。

　さらに米放送局「ESPN FC」は「遠藤がアジアカップ初戦のベトナム戦で南野の同点弾をアシストした。リバプールの過去と現在」と、リバプールのユニフォームを着用する遠藤と南野の画像を投稿していた。かつてリバプールに在籍していた南野、そして現在在籍している遠藤が生み出したゴールに、海外も熱視線を送っていた。