アーセナルから伊代表FWへの打診はなかった? トリノに虚言疑惑、英紙はエアーオファーと断定
アーセナルからトリノFWペロッティに獲得オファー これを固辞と強化部長は説明も…
アーセナルからトリノのイタリア代表FWアンドレア・ベロッティに対して6500万ユーロ(約80億円)の獲得オファーが届き、トリノのジャンルカ・ペトラーキ強化部長はこれを固辞したと明言していた。だが英地元紙は、実際はアーセナルがオファーを出しておらず、トリノ側の虚言とエアー疑惑が浮上している。英地元紙「ロンドン・イブニング・スタンダード」が報じた。
衛星放送「スカイ・イタリア」で、ペトラーキ強化部長は今季セリエAで12ゴールと新進気鋭のベロッティにメガオファーが届いたと明らかにしていた。
「アーセナルからアンドレア・ベロッティに6500万ユーロのオファーが届き、我々はこれを拒否した。しかし、このことは選手の価値を反映した内容ではない。彼は今のところどこにもいかない」
アーセナルからのメガオファーを固辞していたと明らかにしたペトラーキ強化部長だが、虚言疑惑が浮上しているという。
記事では「しかしながら、ベロッティに対する主張にもかかわらず、スタンダード・スポーツはアーセナルが23歳のストライカーにオファーを出していないことを知っている。2017年夏まで大型移籍は控える方針だ」と、イタリアサイドの虚言疑惑を指摘。完全なるエアオファーだと断定している。ベロッティの価値を高めるための発言だったのだろうか。
アーセナルはチリ代表FWアレクシス・サンチェスとドイツ代表MFメスト・エジルの再契約が1月の最優先事項で、ベロッティに対する動きはないと同紙は報じている。
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フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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