海外ブックメーカーにより設定、日本対ベトナムの勝敗オッズに韓国注目

　森保一監督率いる日本代表は1月14日、アジアカップのグループ初戦でベトナム代表と激突する。韓国メディアは海外ブックメーカーにより設定された勝敗オッズに注目。日本への配当水準に驚きを示しつつ、「ここまで高評価するほどか」と驚きを持って伝えている。

　カタールで12日に開幕した18回目のアジアカップには、24か国が参加。各国が6つの組に分かれてグループリーグを戦い、上位2チームと3位のうち成績上位4チームが決勝トーナメントに進出する。決勝は2月10日に行われ、過去最多の優勝回数を誇る日本は5度目の大会制覇を狙う。

　グループDの日本はベトナム、イラク、インドネシアと対戦。初戦のベトナム戦を14日に控えるなかで、韓国紙「スポーツ韓国」は勝敗オッズに注目。「日本対ベトナム戦に『衝撃の配当』」との見出しで「本当に衝撃的な配当水準だ。それだけ海外賭博師たちは日本の戦力を圧倒的に見ている」と目を光らせている。

　今大会で優勝候補の筆頭として推されている状況もあり、海外ベッティングサイトの多くが日本の勝利を予想し、低配当設定。記事では「日本勝利にはわずか1.01の配当を、引き分けに21.14、ベトナムの勝利に59.71も配当した。配当が高いほど勝つ確率がないということを意味するがまさに衝撃的だ」と伝えられた。

　FIFAランキング17位の日本と同94位のベトナム。両国の実力差は鮮明になっているものの、同メディアは「海外賭博師たちの予想は衝撃的なほどだった。ここまで日本が圧倒的な戦力を持つと高評価して予想しているのかと驚きを覚えるほどだ」と、呆れ顔だった。