「真実は25%だけ」

　一方でルイス・エンリケ監督は、ラキティッチ放出の可能性について「私の仕事だ」と明言を避けたものの、放出への否定的な姿勢を示唆した。

「この世界で報道されていることは、実際にはほとんど事実でないものが多い。クロアチア、スペイン、イングランド、イタリアのメディア…これらが報じるもので、真実を突いているのは、たったの25%だけだ」

　ラキティッチがバルサにとって重要な存在であることは間違いないが、出場機会が減少していることもあり、1月の移籍市場で注目を浴びる存在となりそうだ。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文　text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真　photo by Getty Images