ミランFWエル・シャーラウィにリバプール、アーセナルなどが獲得興味

 

代理人「よほど魅力的なオファーが来ない限り、1月にミランを去ることはない」

 日本代表FW本田圭佑が所属するACミランのイタリア代表FWステファン・エル・シャーラウィが来年1月の移籍を望んだ場合、アーセナル、リバプールが獲得に乗り出す意向であることを英地元紙「デイリー・エクスプレス」が報じている。

 エル・シャーラウィに関しては来月限りでの退団が取り沙汰されており、数多くのビックラブがその動向を追っている。ドルトムント、ASローマの他にプレミアリーグからはアーセナルとリバプールが獲得に関心を示しているという。

 しかし、代理人であり実兄であるマヌエル・エル・シャーラウィ氏は、イタリア人アタッカーを獲得するには、ミランに対しそれ相応の移籍金を提示しなければならないことを主張している。

「今のところボルシア・ドルトムント、ローマやその他のクラブからのコンタクトはない。ステファンはよほど魅力的なオファーが来ない限り、1月にミランを去ることはないだろう。彼はミランのプロジェクトの中心人物だ。ミランとの関係性や環境は素晴らしいものさ」

 同氏はそう語り、積極的に移籍市場に参入する構えではないことを強調しながらも、破格のオファーが提示された際は例外であることも示唆している。フィリッポ・インザーギ監督のもと、ローテーション形式を採用していることもあり、エル・シャーラウィは定位置確保に至ってない。条件面次第では、アーセナル、リバプールにも望みが残されているのかもしれない。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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