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中国、好機生かせず無得点ドロー ゴール取り消しの不運も…アジア杯初戦で勝ち点1
大会グループ初戦でタジキスタンと激突
アジアの代表チームナンバーワンを決めるアジアカップは1月13日に中国代表が大会初戦のタジキスタン戦に臨み、ゴール取り消しの判定もあり0-0で引き分けた。
2度の準優勝経験がありFIFAランキング79位の中国はセルビア人のアレクサンダル・ヤンコビッチ監督の指揮下で臨む。一方で同106位のタジキスタンはクロアチア人のペタル・セグルト監督が率いて大会に臨んだ。
中国は4バックからマイボール時に3バックに変化するシステムで前進を試みたが、その質は上がらなかった。スター選手のFWウー・レイを前線の一角に据えたものの、そこまで届くボールも少なくチャンスは多くなかった。
一方のタジキスタンは中国守備陣の間にできるスペースにボールを入れて攻撃を仕掛けたものの、こちらはラストパスやシュートの精度を欠いてゴールに迫り切れず。両者無得点のまま試合が続いていった。
後半の半ばを過ぎるとフィジカル面とスタミナに優れる中国が攻勢をかけ、ゴール前の際どいチャンスを増やしていった。すると後半36分、コーナーキックからニアサイドでDFシュ・シュンケツが打点の高いヘディングシュートでゴールネットを揺らした。
しかし、ビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)からの進言で主審がオンフィールドレビューを実施。すると、シュートの瞬間にオフサイドポジションにいたFWチャン・ユーニンが相手選手のシュートブロックの可能性に影響を与えたとしてオフサイドの反則に。ゴールは取り消しになった。
このまま両者に決勝ゴールが生まれなかった試合はスコアレスドローで終了。同組で開催国カタールが初戦を飾っただけに、中国にとっては痛い引き分け発進となった。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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