「日本は最高レベル」「欧州組は韓国の2倍に近い」 アジア杯での“圧倒差”に海外熱視線
ベトナムメディアがアジア杯グループ対戦国を分析
元日本代表監督のフィリップ・トルシエ監督が率いるベトナム代表は、1月14日に行われるアジアカップの初戦で日本代表と対戦する。ベトナムは、日本、イラク、インドネシアと同じグループに入っているなか、ベトナム紙「Dan Tri」はグループで対戦する3か国を分析している。
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今回のアジアカップでは、24か国が6つのグループに分かれており、各組の上位2位に加え、3位の成績上位4チームも決勝トーナメントに進出できることになっている。決勝トーナメント進出を目指すベトナムは、優勝候補筆頭の日本と初戦を迎える。
記事では「日本はアジアカップで最も興味深いチームだ。グループDで最も強いだけでなく、アジアカップでも最も強いチームだ。伝統的にも、現在の強さ、そして実績でも、日本は大会で最高だ。ライバルの韓国の2倍であるアジア最多4度の優勝を成し遂げていて、20選手と最も多くのヨーロッパでプレーする選手を抱えている。欧州組は12人の韓国の2倍に近い数字だ」と伝えている。
そして「日本人選手たちは技術面でも戦術的な規律でも、アジアの最高レベルだ。これが日本が自分たちより格下のチームにほとんど負けない理由であり、大きな大会でサプライズを起こされる被害者になることが少ない要因だ」とし、ベトナムが初戦で苦戦をすることを予想した。
続いて「日本がグループDで最も難しい相手だとしたら、インドネシアはトルシエ監督とチームが決勝ラウンドに進むためにも、絶対に勝たなければいけない相手」とし、「16強進出のチケットを得るために必要なだけでなく、東南アジアでライバル関係にあるとされるベトナムのサッカーがインドネシアのサッカーの前にいることを示すことも求められる」と、この一戦の特別さを強調した。
同じ東南アジアの国だが、「今大会のインドネシアは、欧州からの帰化選手が多く予測不能だ。ベトナムには帰化選手の情報がほとんどない。大会に向けた準備段階でシン・テヨン監督と彼の率いるチームは多くの批判を浴びたが、状況は改善しているようだ」と報じた。大会直前のリビヤとの2連戦では初戦を0-4で敗れたが、第2戦が1-2となったため、「時間とともに改善されている」と警戒している。
そして、残る対戦相手であるイラクについて、「西アジアのチームからは、決勝ラウンド進出の可能性をより高めるための勝ち点を狙える」とし、昨年11月のW杯予選で後半アディショナルタイム7分に決勝点を奪われた一戦を振り返り、「11月の試合からイラクも、ベトナムも大きな変化はない。この2チームはお互いをよく知っており、1月24日の対戦は非常に競った緊迫した試合になるだろう」と、予想している。