「日本は8年に一度優勝」「韓国は64年間無冠」 アジア杯優勝予想、“日韓差”を海外指摘
ベトナムメディアがアジアカップ優勝チームを予想
アジアカップ2023が開幕を迎え、森保一監督が率いる日本代表は1月14日の初戦でフィリップ・トルシエ監督が率いるベトナム代表と対戦する。大会の前にベトナム紙「Dan Tri」は優勝チームを予想し、日本を最有力候補に挙げている。
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アジアカップ最多優勝の日本は、今大会で通算5度目となる優勝を目指す。「Dan Tri」は、「日本が優勝最有力であり、韓国、イラン、サウジアラビア、オーストラリアを上回っている。この5か国がアジアの『ビッグ5』であり、ワールドカップ(W杯)に継続的に出場しているこれらの国は、この大陸で敵なし状態だ。過去17回のアジアカップのうち、13回をこの5か国が優勝している」と、日本が頭1つ抜き出た存在だと報じている。
その理由として、FIFAランクでアジア最上位となる17位にいること、過去最多4度の優勝をしていることを挙げるとともに、「1976年から現在に至る約半世紀にわたり、イランはアジアカップを優勝できていない。韓国に至ってはさらに酷く、最後の優勝は1960年まで遡る。今大会までの64年間、韓国はアジアの巨人相手にとって当たり障りない相手だった」としている。
そして「対照的に日本は、短期的にも長期的にも、圧倒的に高いパフォーマンスを見せている。短期的には、2023年6月から現在まで、日本はW杯予選や親善試合を含めて国際試合を10試合こなし、全10試合に勝っている。その10試合で日本は45得点を挙げ(1試合平均4.5得点)、わずか6失点(平均0.6失点)しかしていない。長期的には1992年から現在(2024年)まで、日本は4度のアジアカップ王者となっている。平均すると8年に一度は優勝をしている計算となる。韓国の64年間無冠、イランの48年間無冠とは甚大な差がある」とした。
さらに「日本とよく比較される韓国には、トッテナムのFWソン・フンミン、パリ・サンジェルマンのFWイ・ガンインのように、より多くのスター選手がいるかもしれない。だが日本はより戦力的に均衡がとれている。日本のアジアカップ出場選手のうち20人が欧州でプレーし、21人が海外組だ。対する韓国の欧州組は12人にとどまる」と、両国を比較した。
カタールW杯でスペインやドイツにも勝利したことで、今回のアジアカップへの期待も高まっているが、森保ジャパンは前評判どおりに大会を制することができるだろうか。