遠藤航、クロップ“冗談”に「監督に求められ嬉しい」 アジア杯会見で“充実”の心境吐露【現地発】
ベトナムとの大会初戦を前に、キャプテン遠藤が会見
アジアカップが1月12日にカタールで開幕し、日本代表は14日のグループ初戦で元日本代表指揮官のフィリップ・トルシエ監督率いるベトナムと対戦する。キャプテンのMF遠藤航が前日会見に臨み、所属するイングランド1部リバプールのユルゲン・クロップから信頼を置かれている状況への心境を語った。
グループDの日本はベトナム、イラク、インドネシアと対戦。初戦のベトナム戦を14日に控えるなかで、遠藤は「チームとしての目標は優勝。そこにどう導いていくか考えながら行動したい。良いニュースを日本に届けられるように一丸となって頑張りたい」と意気込みを語った。
リバプールでは昨年12月以降、中盤の主力として活躍し、公式戦8試合連続スタメンを飾ったプレミアリーグ第20節ニューカッスル戦(4-2)を最後にチームを一時離脱。早期帰還を願うユルゲン・クロップ監督からは冗談まじりに「グループステージで敗退しても不満はない」との言葉が飛び出すほど、信頼を勝ち取っている。
会見でクロップ監督からの言葉に対する返答を問われた遠藤は「もちろん監督は冗談でそれを僕に言っていた」としたうえで「監督に自分が求められていることに対しては嬉しく思う」と、名門クラブでの現状に充実感を窺わせた。
一方でベトナム戦を前日に控えるなかで「この代表でプレーすることも自分にとっては重要で、キャプテンとして優勝するためにここにいるので。とにかく今は優勝トロフィーをクラブに持って帰ることを意識してやっていきたいと思っています」と、アジア制覇を見据えていた。
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