古橋の鮮烈弾「何年も語り継がれる」 “リーグ月間ベストゴール”ならず…GKがFW出場で決めた一撃が1位

昨年12月末の古橋の鮮烈なゴールは月間3位に
スコットランド1部セルティックに所属するFW古橋亨梧は、昨年12月30日に行われたレンジャーズとの“オールドファーム”(ダービー)で強烈な左足のミドルシュートを叩き込んだ。このゴールは12月のスコティッシュプレミアシップのベストゴールにもノミネートされたが、惜しくも3位となっている。セルティック専門メディア「Celts are here」は「受賞を逃しても今後何年も語り継がれる」と古橋のゴールを称賛している。
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古橋のスーパーゴールが生まれたのは、1-0で迎えた後半2分だった。ペナルティーエリアの手前でパスを受けた古橋は前を向き、思い切りよく左足を振り抜く。シュートはゴール右上隅に突き刺さり、スタジアムは大歓声に包まれた。古橋の今季8得点目のゴールは決勝点となり、セルティックは2-1で勝利を収めた。このゴールが12月の月間ベストゴールの候補の1つとなった。
記事ではこのゴールを「古橋亨梧は年の変わり目にグラスゴーダービー史上でもベストゴールの1つとなる得点を決めた」と評し、「驚くべきことにアルブロースの第2GKによって賞を奪われた。ハーフウェーラインを越えたあたりから放ったアリ・アダムスのボレーシュートが決まったのだ」と、1位になったスコットランド2部リーグのアルブロースのGKアリ・アダムスが決めたスーパーゴールを紹介した。
GKアリ・アダムスは本来GKだが、チームがFW不足になったことからFWとして試合に途中出場すると、フィールドプレーヤー顔負けのスーパーゴールを決めたのだ。記事では「キョウゴは賞を受賞できなくてガッカリしているかもしれない。だが、彼を破ったのはそれに相応しいゴールだった。もしかすれば、アダムスが『GKである』ことが、28歳に勝利する要因になったかもしれないが、彼のフィニッシュは凄まじいものだった。このことが日本人FWのゴールから何かを奪うわけではない。グラスゴーダービーでキョウゴが決めたゴールは息をのむものだった。このフィニッシュは、この先、何年も語り継がれるものだ」と、あらためて古橋のゴールを称えている。