鎌田大地の去就「どうなるかは見えていない」 ラツィオSDが現状を明かす
ラツィオSDのファビアーニ氏が見解
今夏の移籍市場でイタリア1部ラツィオにフリー移籍で加入した日本代表MF鎌田大地は、クラブとの契約が1年であり、その去就に注目が集まっている。ラツィオのスポーツダイレクター(SD)であるアンジェロ・ファビアーニ氏は、鎌田との契約を延長したい意向があるものの、将来は不透明なようだ。米メディア「YARDBARKER」が報じた。
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昨シーズンまでフランクフルトの中心選手として活躍していた鎌田だが、ラツィオでは自身の居場所を確立できていない。ここまで公式戦22試合に出場しているが、1得点1アシストにとどまっており、カタールで開催されるアジアカップの日本代表入りも逃した。
マウリツィオ・サッリ監督、そして鎌田の去就について問われたアンジェロ・ファビアーニSD(スポーツ・ディレクター)は、「サッリの契約更新について話をするのは、早過ぎると思う。鎌田は自分の持てる力を出し切れていないから悔しがっている。私たちは彼を留めたい。だが、将来がどうなるかは見えていない」と、シーズン終了後には再びフリー移籍できる日本人MFがクラブを離れる可能性を否定しなかった。
鎌田とラツィオの契約には、3年契約ながら実際は1年契約と2年の契約延長オプションであるとと報じられているが、クラブにフィットできていない現状を変えられなければ、このオプションが行使される可能性は低いようだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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