日本サッカーで衝撃的「40mオウンゴール」 まさかの珍事に海外騒然「信じられない!」【23年厳選トピック】

40mの衝撃オウンゴールに反響(写真はイメージです)【写真:徳原隆元】
40mの衝撃オウンゴールに反響(写真はイメージです)【写真:徳原隆元】

昨シーズンのJ1リーグで発生した珍プレーに海外熱視線

 2023年のサッカー界では数々の反響シーンがあったなか、今回はJ1リーグで発生した目を疑うオウンゴールが生まれたシーンを振り返る。距離にしておよそ40メートル。衝撃的な光景は海外メディア上でも熱視線が注がれ、「信じられない!」と驚きを持って伝えらた。

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 昨シーズンのJ1リーグは、ヴィッセル神戸の初優勝で幕を閉じた。念願だったリーグタイトルは、インテンシティーの高い守備、前線の大迫勇也、武藤嘉紀らによる勝負強さに物を言わせて勝ち獲ったなかで、ある珍プレーが脚光を浴びた。

 国内のみならず海外メディアからも熱視線を浴びたのが、長距離オウンゴールだ。J1リーグ第14節の柏レイソル戦、敵地での一戦で神戸が1点リードして迎えた後半21分、自陣でボールを受けた神戸DF本多勇喜が選択したプレーから衝撃のオウンゴールが生まれた。

 ボールを持った本多に対し柏FW細谷真大がプレスを仕掛けると、咄嗟の判断で後方へパス。するとGK前川黛也へ渡したはずのボールはがら空きのゴールへ。前目にポジションを取っていた前川が必死に戻るもそのままゴールへ吸い込まれた。

 本多がキックしたボールが自陣ゴールへと吸い込まれるまでの距離はおよそ40メートル。世界のサッカーシーンを見渡しても滅多にない場面だったため、コロンビア紙「エル・ティエンポ」は「世界中を駆け巡ったオウンゴール、信じられない!」と伝えられた。

 さらにスペイン紙「AS」では、元スペイン代表MFアンドレス・イニエスタが当時、神戸に所属していたことから「日本での出来事:イニエスタのチームメイトがオウンゴールを決める…40メートルの距離から」と報じられるなど、思わぬ反響へとつながった。

 今季で32年目を迎えるJリーグではこれまでも、観る者の度肝を抜く珍プレーが数々発生してきた。その中でも、このオウンゴールは、衝撃度として他に負けず劣らずのインパクトを放った場面だったと言えるだろう。

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