浦和退団の荻原拓也、ディナモ・ザグレブ「背番号3」 新天地ユニフォームお披露目

ディナモ・ザグレブに移籍した荻原拓也【写真:Getty Images】
ディナモ・ザグレブに移籍した荻原拓也【写真:Getty Images】

クロアチア1部ディナモ・ザグレブに期限付き移籍

【注目】白熱するJリーグ、一部の試合を無料ライブ配信! 簡単登録ですぐ視聴できる「DAZN Freemium」はここから

 浦和レッズは1月12日にDF荻原拓也がクロアチア1部ディナモ・ザグレブに期限付き移籍することを発表。ザグレブは公式SNSで荻原の背番号が「3」になることをユニフォーム着用画像とともにアナウンスした。

 荻原は中学年代から浦和の下部組織で育ち、2018年に日本代表DF橋岡大樹とともにトップチームへ昇格。デビュー戦となったルヴァンカップの名古屋グランパス戦ではいきなり2ゴールを決めて鮮烈なアピールを見せた。シーズン途中で監督が交代する中でも左サイドで途中出場などの機会を得ていた。

 翌年に浦和が当時の日本代表DF山中亮輔を獲得して出場機会が激減すると、夏にアルビレックス新潟へ期限付き移籍。翌シーズンは当時J2の京都サンガF.C.に期限付き移籍してJ1昇格に貢献し、さらに1年プレー。そして23年に浦和へと復帰して、マチェイ・スコルジャ監督の下で左サイドバックを中心にDF酒井宏樹の負傷離脱時は右サイドバックにも入った。12月にはクラブ・ワールドカップ(W杯)の試合にも出場した。

 浦和は12日に荻原がザグレブへ2024年2月1日から2025年1月20日までの期限付き移籍をすると発表。荻原はクラブを通じて以下のコメントを発表している。

「浦和レッズを愛する全てのみなさまへ。このたび、GNKディナモ・ザグレブへ期限付き移籍をすることになりました。アカデミー含め12年間浦和レッズに所属した自分にとってチームを離れるのはとても難しい決断でした。浦和レッズのアカデミーで育った選手として、チームの勝利に貢献するのは当然の恩返しですが、浦和レッズでの成長や経験を糧に海外で活躍できることを証明するのも恩返しだと思っています。

 昨シーズン、自分らしく勇敢に闘えたのは、いつも側で支えてくれた人や、ホームでもアウェイでも常に世界基準の応援を送り続けてくれたファン・サポーターのおかげです。本当にありがとうございました。ファン・サポーターの方々に直接感謝の気持ちをお伝えできないのが心残りですが、これからも荻原拓也を応援していただけるとうれしいです」

 これを受け、ザグレブは公式SNSで背番号「3」を着用する荻原の写真をアップし、「スピードと突破力に優れた日本人DF」と紹介している。ザグレブには昨夏に北海道コンサドーレ札幌からMF金子拓郎が期限付き移籍している。荻原との日本人コンビがクロアチアでどのような活躍を見せるか注目される。

page1 page2

今、あなたにオススメ

トレンド

ランキング