三笘薫、アジア杯招集でブライトンとの“ギャップ”を否定 「監督の意思は僕にも分かる」【現地発】
別メニューで調整
日本代表MF三笘薫が1月12日、ドーハでアジアカップ・グループリーグ初戦ベトナム戦(14日)に向けた練習で別メニュー調整した。この日ドーハ入り後、初めて取材対応した三笘は「予選リーグの中で(メンバーに)入れればベスト」と回復状況を説明。所属のイングランド1部ブライトンのロベルト・デ・ゼルビ監督がアジア杯招集に驚いていた件について言及した。
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ドーハの晴天の下、練習の途中でピッチに現れた三笘は軽めのジョギングなどで体を動かして調整。2日後に初戦が控えているなか、「回復次第ですけど、予選リーグの中で入れればベストかなと。(痛みは)徐々になくなってきています」と回復状況を明かした。
ドーハ入り後も宿舎やジムなどで体を動かし、ピッチに出てきたのは前日11日。昨年12月21日のプレミアリーグ第18節のクリスタル・パレス戦で試合終盤に左足首を痛めて途中交代していた。所属のイングランド1部ブライトンでは全治は4~6週間と診断されていたなか、アジア杯に招集された。戦列に復帰していないなかでの日本代表入りにデ・ゼルビ監督は「私はとても驚いている。なぜなら、私のメディカルスタッフは、三笘が負傷から回復するには4週間から6週間が必要だと言っていたからだ。私の視点では、彼がアジア杯でプレーできるとは考えにくい」と、見解を述べていた。
そのなかで三笘は「コミュニケーションを取っているし、すぐに呼ばれた段階なので(デ・ゼルビ)監督の意思は僕にも分かるけど、代表としっかりコミュニケーションを取ってのことなので問題ないと思う」と、クラブとJFAの間に隔たりがないことを強調した。
三笘自身は、12日後に控える第3戦24日インドネシア戦での復帰を目指していると見られる。万全の状態で実戦に戻れれば、クラブにとっても好材料となるはずだ。