浦和に“大物助っ人”上陸、保有元ローマがエール 「日本での新たな冒険で幸運を祈る」
ローマから浦和へ期限付き移籍
イタリア・セリエAの名門ASローマは、1月12日にノルウェー代表FWオラ・ソルバッケンが浦和レッズに期限付き移籍することで合意したと発表した。
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ソルバッケンはノルウェー1部ボデ・グリムト時代にリーグ91試合20ゴールの成績を残し、UEFAカンファレンスリーグのローマ戦でも活躍。それも買われてか昨年1月にローマへ移籍し、セリエAでハーフ
シーズンを過ごして14試合1ゴール2アシストの成績だった。今季はローマが保有権を持ち、ギリシャ1部オリンピアコスに期限付き移籍していた。しかし、今季リーグ戦では5試合ノーゴール、UEFAヨーロッパリーグでは3試合ノーゴールと不調だった。
オリンピアコスとローマはハーフシーズンで期限付き移籍の打ち切りで合意し、書類上でローマに戻ったソルバッケンについて浦和との交渉が合意。ローマは「ASローマは、オラ・ソルバッケンの期限付き移籍について浦和レッズと合意に達したことを発表する」として、「私たちのクラブは、日本での新たな冒険でオラの幸運を祈っている」とした。
イタリアメディアでは、ソルバッケンがローマで今季セリエAに1試合出場していることから、冬の移籍市場でシーズン3クラブ目に移籍してプレーすることができないと指摘。一方で、日本はシーズン制が異なるためにその枠から外れるとして移籍の実現可能性をかねてより報じていた。
浦和は昨季の得点力不足を新シーズンの課題として補強に動いている。期限付き移籍期間を2024年6月30日までと発表しているだけに今後もローマと交渉を重ねる可能性はあるが、大物の上陸となった。
(FOOTBALL ZONE編集部)