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メッシの超絶FK弾炸裂もバルサがビジャレアルに痛恨ドロー 3位転落で首位レアルの背中が遠のく
曲者相手に敵地で勝ちきれず、1試合消化が少ないレアルと勝ち点5差に広がる
バルセロナは現地時間8日に行われたリーガ・エスパニョーラ第17節ビジャレアル戦で、曲者相手に敗色濃厚となるものの、FWリオネル・メッシのスーパー直接FK弾でなんとか踏みとどまり、1-1のドローで試合を終えた。
「MSNトリオ」とMFアンドレス・イニエスタを擁するバルサが、ビッグネームこそ限られるものの、連動性あふれるサッカーを展開するビジャレアルに対して苦しみ抜いた。敵地エル・マドリガルでの一戦で、前半から何度もゴール前に攻め込みながらもゴールを割れずにいると、後半5分、ビジャレアルが牙をむく。パスカットからの縦パスを受けた元ブラジル代表FWアレシャンドレ・パトが全盛期を想起させる鋭いターンからドリブルで持ち込み、右サイドにパス。これを受けたMFニコラ・サンソーネが角度のないところから躊躇なく右足シュートを放つと、ゴール左隅へと収まり、ビジャレアルが1-0と先制に成功した。
消化試合が首位レアル・マドリードより1試合多いなかで勝ち点6差をつけられているバルサは、ここから猛攻撃を仕掛ける。しかしメッシのシュートはポスト直撃、ネイマールのオーバーヘッドシュートも枠を捉えられない。また、メッシが迎えた決定機を相手DFがハンドで阻止したように見える場面でもホイッスルが鳴らず、ツキにも見放されたかに見えた。
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