インテル、17年初戦はウディネーゼに逆転勝利 長友に出番なく…現地メディアはライバルを高評価
長友がポジションを争う左SBのアンサルディは高評価 一方の右SBはワースト評価に
日本代表DF長友佑都が所属のインテルは、2017年の初戦となった8日の敵地ウディネーゼ戦で2-1の逆転勝利を収めた。ベンチスタートの長友に出番はなく、現地メディアは長友のライバルで、スタメンフル出場のDFクリスティアン・アンサルディに高評価を与えた。
インテルは前半17分に中盤で中央突破を許し、ウディネーゼのFWヤクブ・ヤンクトに先制ゴールを許した。しかし、前半終了間際にFWマウロ・イカルディのラストパスからMFイバン・ペリシッチが同点ゴールを決めると、後半終了間際の42分にMFジョアン・マリオのフリーキックをペリシッチが頭で合わせて逆転ゴール。最終的に2-1で勝利した。
冬の移籍市場で移籍話も浮上している長友はベンチスタートで出番なく終えた。ポジションを争う左サイドバックのアンサルディに対し、インテル専門のニュースサイト「FCインテルニュース」は「6.5点」を与え、「存在感を示した。左サイドから攻撃的な姿勢を見せ、守備面でも不足なかった」と高い評価を与えている。
一方の右サイドバックでフル出場のDFダニーロ・ダンブロージオは、先制ゴールを与えた場面でヤンクトのマークミスから裏を取られたプレーを指摘され「5点」とワースト評価だった。両サイドをこなす長友にとって熾烈なポジション争いが続いていくが、ステファノ・ピオリ監督は右サイドバックとして長友をテストする可能性を探るだろうか。
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フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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