ソシエダ会長が語る”久保建英のリアル評” 日本人獲得は?「パーセンテージを伸ばす」
ソシエダがヤスダグループとのパートナーシップ契約締結発表会を実施
日本代表MF久保建英が所属するスペイン1部レアル・ソシエダは1月11日、都内でYASUDA group(ヤスダグループ)とのパートナーシップ契約締結発表会を実施した。ソシエダからはジョキン・アペリバイ会長とスポーツディレクターのロベルト・オラベ氏が登壇し、久保の現地でのリアルな評価や、今後の日本人選手獲得の可能性について言及している。
【PR】学生向けのお得プランが新登場!ABEMA de DAZN 学割キャンペーン、通常年額の半額でAFCアジア予選・日本代表戦、欧州リーグなどが視聴可能に
昨年10月にパートナー契約を締結していたソシエダとヤスダグループは、およそ3か月後に都内で発表会を実施。それに伴い、日本にソシエダ・アカデミーを開校することを発表した。また、オフシーズンでのジャパンツアーの開催も表明し、対戦相手は調整中であるとのことで、会場で流れた動画に登場した久保は、古巣FC東京との対戦を望んでいると明かしていた。
そんななか、今後目指すチーム編成の中で日本人選手の活躍の場があるのかについて尋ねられると、オラベ氏は「すでにトップチームに久保建英選手、U-17チームに弟の瑛史選手が在籍しているが、もっともっと(日本人)選手に加入してもらうよう、こういったアカデミーに対し、ソシエダの組織として、パーセンテージを伸ばすよう、アカデミーの選手をトップチームに送り込むのが目的です」と、即戦力の確保よりもアカデミーで育成したあとに昇格させる方針であると語った。
また、久保の現地でのリアルな評価について尋ねられると、アぺリバイ会長がマイクを握り、「久保建英選手は本当に素晴らしい選手だ。選手としてだけでなく、人としても、文化としても馴染んでいるし、サポーターからも非常に評価されている」と回答した。いまやチームの顔としてソシエダを牽引する久保だが、日本で開講するアカデミーを通し、”第二の久保”の出現に期待が懸かる。
(城福達也 / Tatsuya Jofuku)