ブラジル人J助っ人が異例メッセージ「愛情を失いたくない」 古巣への思いに「真摯な人柄が伝わってくる」
湘南移籍のルキアンがメッセージを発信
J1湘南ベルマーレは1月9日、アビスパ福岡からFWルキアンを完全移籍で獲得したことを発表した。そんななか、11日にルキアンが自身の公式SNSでメッセージを発信した。
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現在32歳のルキアンは母国ブラジルでプロキャリアをスタートさせると、2019年にジュビロ磐田へ移籍。19年に磐田はJ2降格となるも、21年にはルキアンがリーグ戦42試合22ゴール8アシストの活躍でチームのJ2優勝と、J1昇格に大きく貢献。翌22年に福岡へ移籍していた。
昨季はリーグ戦27試合に出場し、5ゴール3アシストをマークしたルキアンは新シーズンを湘南で迎える決断をした。湘南は昨季リーグ戦13ゴールを決めたFW大橋祐紀がサンフレッチェ広島へ完全移籍となり、エースの穴を埋める活躍が期待されている。
そんななか、ルキアンが自身の公式X(旧ツイッター)でメッセージを発信。「最近、ジュビロファンからなぜジュビロに戻らないのかと沢山のメッセージをもらっています」と、来日のきっかけとなった磐田への思いを明かした。
メッセージでは「再びジュビロのユニフォームを着てプレイするオファーは一度も受けていません」とし、「このメッセージを書いた理由は、私を応援しているファンに勘違いされたくないのとその愛情を失いたくないからです」と、発言の真意について説明した。
これを受けてSNS上では「チームを離れてもコメントをくださる姿勢がとても素敵です!」「ファンとのコミュニケーションを大切にされる選手で好感が持てますね」「想いを発してくれてありがとう」「彼の真摯な人柄が伝わってくる」「ルキアンへの愛は変わらない」など、反響のコメントが寄せられた。
また、ルキアンはメッセージ内で「私はジュビロをとても尊敬しています」「いつかは戻りたいと願っています」と、磐田への思いも発信。各Jリーグクラブが新シーズンに向けて続々と始動するなか、ルキアンは新天地となる湘南でさらなるキャリアを歩んでいく。