森保J、アジア杯のボランチ“検証” 主将・遠藤航の状況は不透明…守田&佐野コンビが初戦起用か【現地発】
遠藤は状態が不透明
日本代表は1月11日、ドーハでアジアカップ・グループリーグ初戦に向けた練習を行った。14日のベトナム戦では負傷者が続出しているなか、森保ジャパンのボランチ起用に注目する。(取材・文=FOOTBALL ZONE編集部・小杉舞)
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9日に行われた非公開のヨルダンとの練習試合では、守田英正と佐野海舟が先発でプレーしたと見られる。守田は佐野とのコンビについて「お互いの関係性、関係値は上がってきている」と説明。まだまだ特徴を理解している段階だが、「初戦までに完璧にするのは無理なので、誰と組んでも、大丈夫な状態には持っていきたい」と話した。
主将の遠藤航の状況が不透明なものの、ヨルダン戦ではプレーせず。全体練習ではプレーしているがベトナム戦でも無理をさせない可能性はある。
そのなかで、守田は佐野と実戦を重ねるにつれてさらなる経験を積み、若きボランチを牽引するつもりだという。
「あいつが合わせるより僕が合わせる方が機能するので、彼の自分の特徴というのを僕はまずちゃんと知らないといけない。ミャンマー戦では(佐野が)途中から出て、僕がアンカーでというのは1回あったけど、彼もアンカー方が性に合っているみたいな話をされた。でも、僕的にはアンカーというより動きたがる選手なので、どっちかっていうと、守備に重きありながらも奪ったら前にできたらいいのかなと思う。僕がうしろにいた方が安定するし……とか思いながら、まだつかめていない。でも彼は何でもできるから。だからこそ、ちょっとまだ探っている状態です」
昨年11月に日本代表へ追加招集されてから、元日のタイ戦で出場。まだまだ経験は浅い佐野だが、アジア杯でどのような飛躍を遂げるのかが、日本にとって重要なカギとなるだろう。