森保ジャパン、アジア杯の2列目“検証” 久保&三笘は初戦回避か…仏トリオが牽引【現地発】
三笘は別メニュー調整が続く
日本代表は1月11日、ドーハでアジアカップ・グループリーグ初戦に向けた練習を行った。14日のベトナム戦では負傷者が続出しているなか、MF久保建英、MF三笘薫のダブルエースの先発起用は回避すると見られる。攻撃のカギを握る森保ジャパンの2列目を検証する。(取材・文=FOOTBALL ZONE編集部・小杉舞)
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9日に行われた非公開のヨルダンとの練習試合では、伊東純也、南野拓実、中村敬斗の“フランストリオ”が先発でプレーしたと見られる。久保と三笘は別メニュー調整が続き、11日に久保が初めて練習に合流。三笘はピッチへ出てきたものの、軽いジョギングで調整した。久保は練習後に「できるメニューだったから」と合流したいきさつを話したが、初戦の出場については「分からない。また別の話になる」と、無理をせず徐々にコンディションを調整していく姿勢を示した。
アジアの引いてくる相手に対して攻撃のカギを握るのは2列目になるだろう。経験豊富な伊東と南野に加えて、国際Aマッチ5戦5発の驚異的な決定力を誇る中村。フランスでプレーするトリオは昨年10月の国際親善試合カナダ戦でも先発でプレー。所属クラブのスタッド・ランスで両翼を担う伊東と中村にトップ下に入る南野との連係は問題ないだろう。
これまで同時に先発起用の経験がない、右の伊東、トップ下の久保、左の三笘が見られるのは決勝トーナメント以降になるかもしれない。それでも、森保ジャパンが誇る“フランストリオ”が攻撃陣を牽引してくれるはずだ。
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